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アスベスト調査に必要な資格

アスベストの有無を調査する、という点において必須となる資格や認証制度はありません。
しかしながら厚労省の指針においては「アスベストに関し広い知見を有する者」として石綿作業主任者やアスベスト診断士の資格が例示されています。

アスベスト調査に関係する資格

アスベスト診断士

・「どこにアスベストが使用されているか」の判断
・使用されているアスベストの処理要否の判断
・アスベスト含有製品などの処理工事に関する適正工事の診断
を主な役割とする資格で、一般社団法人JATI協会が認証しています。
アスベスト含有製品などの処理工事に従事する作業車に対して教育を行うことも可能になる資格です。

石綿作業主任者

労働安全衛生法に定められた作業主任者(国家資格)であり、石綿作業主任者技能講習を修了した者から事業者により選任されます。
石綿による身体的な被害防止の指揮・監督を行うと共に、労働安全衛生上の衛生確保にも配慮する資格です。
制度改定により2006年4月から新設された資格であり、18歳以上であれば誰でも受講が可能です。

建築物石綿含有建材調査者

国交省の定める講習を受講した者に与えられる資格です。
建築物の使用状態における石綿含有建材の使用実態を的確かつ効率的に把握するため、中立公平で正確な調査を行う者の育成を目的として定められている制度です。
アスベストに関する一定水準以上の知識を修得していると認められる資格です。

その他の関連資格

酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者

酸欠や硫化水素中毒の恐れがある現場で指揮・監視を行うことができる資格です。
労働安全衛生法に定められる危険な場所で作業が行われる際、中毒や欠乏にかかることの防止や傷病者の応急手当を行える酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者を選任しなければいけません。

高所作業車運転特別教育

高所における工事や点検、補修などの作業に使用される高所作業車のうち、作業床の高さが10メートル未満の高所作業車の運転業務に従事させる労働者に対して特別教育の実施が義務付けられています。
また、作業床を10メートル以上にできる機械を使用する場合には、技能講習を修了する必要があります。

作業環境測定士

作業環境測定法などに基づき、労働者の職場環境に存在する有害物質を調査するための調査計画作成や試料採取、分析を行い労働者の健康を守るための資格です。
事業者が所定の作業場において作業環境測定を行うためには、作業環境測定士に行わせなければならないと労働安全衛生法に定められています。

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※2 参照元サイト名:太平産業公式HP
参照元URL:https://asbestos-nagoya.com/fee